友達と目標を作った

東京は一日中肌寒い日となり、朝からとても自転車に乗りやすい天気ぐあいだったのでチームメンバーと朝練にゆき、メンバーの1人は昼から仕事があるというのでサクッと朝練を終わらせて別れ、そのあと、せっかくよい気候だったのでそのままぼくだけ昼まで走りに行った。


 2週間ほど前にチームメンバーと集まった際に、メンバーの1人が提案をもちかけた。来月までの1ヶ月のあいだ皆で走行距離の目標を作ってそれを達成するため頑張ろうという趣旨のものだ。具体的にはそれぞれが個別に目標距離を設定し、それの達成度%が最も高かった奴に残りの全員が千円づつ出し合ってプレゼントをしようというもので、それいいね!と皆が乗った。そしていま、各自が自己申告でチームブログに走った成果を記録している。


 メンバーの中では、プレゼントが欲しいのか自転車に乗るのが好きなのかダイエットをしたいのか分からないけれど、頑張っているやつは結構頑張って平日の早朝に乗っていたりする。また、初心者のメンバーで早速ローラー台を買った気合いの入ったやつも居る。ぼくはといえば、割と負けず嫌いな性分なので、トップになってプレゼントがほしいがためにせっせこローラーをやったり苦手な長距離を走って距離を稼いでいる(一応リーダーなので面目のようなものもある。)。それなりに意欲のあるメンバーには、このシステムは中々良い感じに機能している事が分かった。


 かと思えば、目標を設定したにも関わらずさっぱり乗っていないメンバーもいて、ムカっとくるけれどそれはそれで観察対象としては面白いというか興味深い。働き蟻の2割はサボっているとかいうのはこういうことかーとか思う(たぶんちょっと違う)。ただ反故できる目標をサクッと諦めたい気持ちというのも分かるので、そういうメンバーを走らせるには一体どういうシステムにすればいいのかなと最近考えている。