前言撤回とロックの事

早朝に起きて長野県へ。長野県に来ています。前々回の記事ではレースを見送ると書きましたが、長野県に来ています。前言撤回も甚だしいのですが、出場する方向で調整をしています。


病院に行ったあとの経過が思ったより良かった事もある。長野県に来てみたら思ったより交通費とかガソリン代とか掛かってるし参加賞だけ貰って帰るのはもったいないなとみみっちく思った事もある。会場に来て見たら思ったよりテンション上がって来た事もある。けれどもそういった事以外に、悪足掻きをする一番の言い訳というか問いかけは、『このままでいる事はロックじゃねぇな…?』という事だった。大会がある土日に家とか近所で療養して過ごす、あるいはちょっと回復してきたからその辺を走ってみる、みたいなのは、なんかこうロックと違うなと思った。

別に人生の全選択をロックかどうかで判断しているわけでは全然ないし、今の自分の選択がロックかというと微妙なのだけれど、家にいるよりはロックな気がした。鬱々しているそのときの心境に理由を見出すとしたら一番しっくりくる答えがこれだった。ギリギリまで足掻いてみてそれから判断してもいいやと思った。今現在可能な目一杯の腕を広げた範囲で触れられる可能性に、手を伸ばさないままではいけないなと思った。基本的に守りに入りがちな性格をしているとはいえ、好きな事まで守りに入ってしまっては良く無い。

とりあえず明日朝のコンディション次第だが、しっかり寝て備えようと思う。出場できたとしても、『安全第一』と『いのちだいじに』をスローガンに頑張ります。このスローガンはあんまりロックじゃない感じがするけれど、下山は本当に油断が命に関わることもあるので。