封印されし左膝の事

ほんのりと頭痛がする日曜日。飲み過ぎというほど飲んでいないのだが、おそらくバーボンが原因。以前も書いたが最近は酒に弱くなった気がする。山で練習をしたかったが封印されし左膝内側ちょっと上あたりが疼くので、荒川で膝の様子を見ながらの平地練。風はやや冷たいが陽は暖かい。


 封印されし左膝の調子は少しずつだが良くなって来ている。どうも色々な要素が重なって、最終的には左膝の内側の筋が痛んでいるようだった。色々な要素というのは、ペダリングであったり、直立時に体重を左足に掛けている姿勢であったり、通勤のビジネスシューズが硬かったり、身体が元々硬かったり、といったところ。接骨院では左脚の踏み込みが捩れていると言われたし、接骨院が終わってから帰宅し実際にペダリングしてみたら、確かに左足が変な踏み込み方をしていた。原因はすぐ分かった。家ではDVDを観ながらローラーをしているのだけれど、そのモニターが中心より(自分からみて)右にずれているため、やや右を見ながらペダルを回していたからだ。分かってしまえば情けない原因である。とりあえずテレビを中心に来るようにセットした。またクリートという、ペダルを固定している靴の部品を調整したりした。


 そのほか、自分で継続的にやるべき事としてはペダリングの矯正と姿勢の制御と身体を柔らかくするためのストレッチ。特にストレッチは、可動域を広げて筋の負担を減らし、より多くの部分の筋肉を使えるようになるため重要だという。そういったものも、実際に怪我になるまでは重要性が分からなかった。だが今なら良く分かる。自分はけっこうウォーミングアップだとかクールダウンを蔑ろにしていた。やってみると実際左足の方が硬い。両方とも硬いのだが左だけさらに硬い。股関節を柔らかくするのを重点的にやるが、本当に身体が硬いので全然柔らかくなった感じがしない。本当に硬いので、90度開脚すらできない。接骨院の先生には「そんなに硬くてよく今まで怪我とか腰痛とかなかったですね…」と言われてしまった。


 ストレッチはやってみると凄く気持ちよく、なんとなく身体が軽くなった気がしてくる。朝と夜に入念に、昼も軽く行っている。膝が完治したあとも続けるべきだが、気持ちいいので実際続けられそうな気がする。