2014年6月に観た映画

週1本くらいしか観れていない。作品によって感想の長さがかなり違うのは、月初に観てたやつの記憶があんまり無いからです。


ネイビー・シールズ
ドンパチ成分補給のため観た。海兵隊が中東系テロリストの計画を追い、阻止するまでの戦闘を描く。本物の海兵隊がキャストということでリアリティは抜群かつ派手でもあるが、展開はハリウッド的でなんとなくゲームっぽい。


真夏の方程式
容疑者Xの献身が良かったので観た。柴崎コウの代役?みたいなのが冴えなかった。ラストシーンで少年が実験を思い返すシーンが良かった。ローラー台で追い込みながら観てたのでトリックとかよく分からなかった。


クワイエットルームにようこそ
ギャグの感性がイマイチ合わない。内田有紀蒼井優は良かった。


『扉をたたく人』
妻を喪った初老の大学教授と、彼の別邸に忍び住んでいた若い移民カップルとの交流を描く。現代を舞台ににした大人しめのアメリカ洋画は、10本に1本くらいはこういった移民問題を取り扱ったものに当たるような気がする。それだけ根が深いものなのだろう。ジャンベという太鼓を通じて教授と移民の青年が心を通わせてゆくが…。ラストで教授が叩くジャンベのシーンは実に良い。


キャプテン・フィリップス
ボーンシリーズのグリーングラス監督という事で観た。ソマリアの海賊に襲われるコンテナ船の船長が、その危機を乗り越える様を描く。コンテナ船を襲う海賊、その海賊を追い込む海軍と、ある種の弱肉強食というか食物連鎖のような無慈悲さを感じる。海賊の演技が迫真。派手さは無いがリアリティを徹底して感じさせるのはさすがボーンシリーズの監督といったところ。


監督が好きというのもあるが『キャプテン・フィリップス』が良かった。