2015年9-11月くらいに観た映画など

快晴の土曜日。5時過ぎに起床するものの、山に行くか川に行くか迷いながら布団で1時間ほどうだうだする。来月の大会は峠ではなくサーキットになるため、山に行き自己満足的なライドになってもよろしくないので、川へ行くとする。サイクルコンピュータの温度は1.5℃を指しており、いよいよ寒い。薄手のグローブで出たことを後悔する。それでも冬の空気は気持ちがいい。まだ紅葉も満開(という表現でいいのか)な公園もあり、眼にもよい。埼玉の彩湖で高強度インターバル練。明日この彩湖で大会が開かれるためか、ロード乗りが多い。ここの大会のコースは、自転車が速度を出さないように要所に凸凹があるため、ここで開かれるレースには出ないと決めている。一通りワークアウトをこなしてヘトヘトになる。この強度領域のインターバルは苦手だ。苦手だからやらないといけないのだが、やることを考えるだけで憂鬱になるレベルの苦手意識がある。



Amazonプライムビデオが始まったので、ちょうど近所のレンタル屋が潰れたのもあり。そればっかり観ていた。記録も要所でつけてはいたのだけれど、いまいちアップする気分になれず。なので、ここ数ヵ月観たものを纏めている。


ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』(アニメ)
ニンジャに妻子を殺されたサラリマン・フジキドがニンジャソウル憑依によりニンジャとなり、ニンジャを全て殺す話。原作はTwitterで、アメリカ人らしいのだが、アニメをみるとどう考えても日本原作だとしか思えない。日本→アメリカ→日本の再翻訳みたいな趣がある。非常に面白かった。絵の手抜きさを含めてレベルが高い構成だと思う。



血界戦線』(アニメ)
異界と繋がったニューヨークを舞台に、秩序を守る秘密結社の日常?を描く。原作は漫画で、好きだったので観てみた。オリジナル要素が強いが、うまく原作の世界にあった構成にしていると思う。派手な戦闘もありかっこいい。最終話はややずっこけたが、おれくらいの年齢層はターゲットじゃないだろうし。


がっこうぐらし!』(アニメ)
高校で寝泊まりする部活『学園生活部』の4人+先生。だがその実はバイオハザードにより人間がゾンビ化してしまった廃校でのサバイバルをしているのだった…。日常系萌えアニメっぽさがありながら実は非日常ハード系という、捻りのある設定。想像したほど救いの無い展開という感じはなかったけれど毎回ヒキがうまかった。


『セッション』
音楽院ジャズバンドの鬼コーチと、鼻っ柱の強い新人ドラマーとのバトル映画。音楽も展開も熱い。追い込み追い込まれてそれでも音楽をやるんだという意地のぶつかり合いには、魂に来るものがある。ラストシーンはここ最近みたもののなかでダントツで良かった。サントラもすごく良かった。


ストレイト・ストーリー
足腰もままならない老人ストレイト。喧嘩別れしたきりの実兄の容態が芳しくないとの報を受け、1人トラクターで兄の元へ向かうロードムービー。実話に基づく話のようだ。行く先々で会う人々との交流が温かく、優しい気持ちになる。


『シェフ』
有名店のシェフであるカールが、オーナーにマンネリ料理を作らされ、そこへ評論家の辛辣な評価が加わり大げんかし店を出ることになるが…。離婚中で子供が鎹になるといった定型パターンはあるにせよ、テンポがよく後腐れの無い展開でなかなか面白かった。料理が美味そう。


マイレージ・マイライフ』(Amazonプライム
出張でマイルを貯める事を生き甲斐にしている主人公の職業は解雇通達人。新人女性社員をコンビを組まされ、仕事をこなしていくが…。挫折からの立ち直りや、欠けたピースの埋め合わせといったよくあるシナリオかと思いきや、ある意味変化球なストーリー。得ることが幸せか、身軽なことが幸せかということを思う。


『ファイター』(Amazonプライム
ボクシング映画。昔チャンピオンに一矢報いたトレーナーの兄と、対戦運に恵まれないボクサーの弟の物語。実話を基にしているというのを観た後に知った。兄役であるクリスチャン・ベイルのダメ人間ぶりがイカす。酷い環境を受け入れ、乗り越えて試合に挑んでいく弟が熱くていいのだが、酷い環境の理由が家族というのがなんとも。家族とはそういうものなのかもしれない。支えにもなるし、障害にもなる。


カンフー・パンダ』(Amazonプライム
運動神経ゼロだがカンフーに憧れるパンダが、アクシデントから伝説の戦士だと告げられ修行を始めるが…。ダメ主人公成長もので、要所の展開できっちり魅せるので最後まで面白い。アクションがかなり良く、アニメならではのよさを引き出している。


『24』Amazonプライム
言わずと知れたTVドラマ。今さらながらに観た。さすがに流行っただけのことはあり、飽きさせない作りをしているなという印象。バウアーの行動、もっと知的なものを想像していたが思ったより脳筋だった。シーズン1できれいに纏まるかと思ったら完全に2期に続くパターンでずっこけた。ドラマにしろアニメにしろ、結構な時間をとられる割りに得られるものは少ない(と自分は考えている)ので、よっぽど好きでないと継続視聴するのは厳しい。


『ゲームオブスローンズ シーズン5』
初期から登場している家が退場したり、新勢力がめきめき台頭してきたり、相変わらず酷い展開があったり、全然登場してなかった奴が再登場したり、あいつとあいつが出会ったりなど、相変わらず面白かった。ラストにはNUWA-。次シーズンは4月になるようだが、早い段階での日本展開を望みたい。原作の洋書をKindleで読んでるが、英語力が弱いので数年は楽しめそうだ。


ニンジャスレイヤー、カンフー・パンダ、セッションあたりが良かった。セッションは特に良かった。