20160109 正月レースの事

よく晴れた土曜日(こんな書き出しばっかりだな)。レースの翌日からすぐ仕事始めで、スタートから5日間みっちり激務でヘトヘトになる。月末まではほとんど余裕があまり無さそうで憂鬱だ。とはいえ、憂鬱な事を休日に考えても仕方ない。いつもどおり自転車に乗る準備をし、荒川CRへ向かう。1時間ほど走ったところでマクドナルドで一休みしたあと、自転車を買ったショップへ。年明けのレースの結果報告を行うためだ。報告というか、半分は自慢のようなものだし、入賞すると粗品をくれるというので。ショップの名前をチーム名にしてエントリーしたので、数人くらいに向けた広告効果はあったかもしれない。結果を報告したところ、ショップのスタッフにはたいそう喜んでもらえたので良かった。その後は新しいフレームの件でスタッフと色々相談した。さすがに5年乗っていると色々と型が来ているので、そろそろ買えどきかなと思っていた。2つまで絞り混んでいたが、実際にモノを見て決めた。次の週末あたりにご期待ください。


年明けのレースではようやく表彰台に乗る事ができた。2年前も別のレースで入賞はできていたが6位という端っこ順位で、表彰台、いわゆる凸のアレに乗ったのは今回が初めてということになる。今回、レースの前日はどうも気乗りがしなかった。前泊した水戸市は正月のためとても閑散としていて何だか寂しい気持ちになったというのがひとつ。もうひとつは、いい歳して、また正月とはいえ、丸2日を遊びに充てているという後ろめたさが大きかった。だからこそとも言えるが、やるからには絶対結果を持ち帰らなければとも思っていた。そういった、モチベーションが低いんだか高いんだか妙なテンションで臨んだレースだった。


1位との差は0.2秒だった。ゴール前で先行していた選手にスプリントで迫ったがギリギリで追いつけなかった。当初は2位という順位は嬉しかったし今でも勿論嬉しいが、あとちょっと頑張っていればトップを獲れたかもしれない。あと一踏み、二踏みできなかったのか。そういう悔しさは日に日に大きくなっていく。でも、3位との差もまた0.3秒ほどだった。ということは、3位の選手もきっと同じことを思っているだろう。あの最後の瞬間、自分だけではなく、誰もがギリギリのところで走っていたはずだ。勝ち負けだけではなく、そういった一体感を実感できるのがレースの楽しみのひとつでもある。今年は去年ほど出られそうにないが、楽しみながら勝ちを狙っていきたい。