ゲームの体験

2週間ほど前にスマホでサガの新作が出ていたので買ってプレイしてみたところ、数年ぶりにハマってしまって、これはマズい。買い切りシステムでよかったーと心から思う。リメイクということもあるのだろうが、TLでも検索してもあまりやっている人は見かけないので、プレイの思いを共有できないのは少々寂しいが、そもそもサガって昔からこんなもんだよな…と思い直す。

 

この前フォロワーさんのさんにえさんと会ってお話しした時、『ゲームの体験』の話になった。おれもさんにえさんも歳がほぼ一緒で、同じようにゲームに育てられた人類なので、さんにえさんの意見まじわかるーという感じであった。

 

ゲームの場合、映画とか本と違い、1プレイに費やす時間が人によって違うから、プレイしたひと個々人独自の体験になる。なんとなくインドア趣味としては映画とかほんと同列に扱いがちに考えていたけれど、そう思うとゲームは割と特殊な気がする。

 

ちょっと前に、ゲームを語り合う会というのに参加したが、年齢層が20代〜40代と幅広いのもあったせいか、コンテンツの話になると知っているか知らないかで盛り上がり具合がかなり違った。たとえばおれなんかはポケモンをギリギリかすらなかった世代である一方、おれより下の世代はポケモンは必ず知っているから、そういう部分にギャップが生じる。そうすると、コンテンツ専門の話(モンスターの名前とかすらわからんので)になるとなかなか盛り上げるのが難しい。コンテンツで話題を繋ごうとするとそうなるという、良い体験だったなと今書いていて思う。

 

ゲームは、遊園地とか旅行とかそういう体験に近いのかもしれない。体験の割合が大きい。中学の頃に放課後ゲーセンに集まってガロスペやったとか、友達の家に泊まって朝までバイオハザードやったとか、ドラクエ3の発売日にデパートに行ったら人が多すぎて現場が混乱し裏口に誘導されてなかなか買えなかったとか。そういった、コンテンツそのものよりも、コンテンツを媒体とした体験みたいなものは共感できるものがあり、そういうことを語り合うほうが自分は楽しい。

 

まとまっていないがこの辺で。