久しぶりの麻雀

5万年ぶりに友達と麻雀をプレイしに行った。麻雀は学生の頃に覚え、福本作品に嵌り、東風荘(ネット対戦)を少しかじって、といったごく普通の麻雀男子が歩む道を進んだ。けれども一通りのイニシエーションを終えたあとはそれほどのめり込むわけでもなく、社会人になってからは数年に一度打つかどうかという程度になった。今でも役はなんとなく覚えているけれど点数計算はわからない。そんなおれが、麻雀好きな3人と人数合わせのために召喚され打つわけで、どう考えても分が悪い。

 

新宿のZOOというチェーン麻雀店?で20時頃から打った。ご丁寧にメンバーの1人が車で来ており、「お前ら車で送ってやれるから終電気にせず打てるぜウェーイ」「ウェーイ」というノリだった。まじかよ。おれ翌日10時に商談なんですけど。上がった役の配点がほぼわからなかったのでそこはベテランメンバーどもに任せた。最初はワイワイ喋りながら打っていたけれど、長時間プレイと年齢のせいか、最後の1局はほぼ無言でみんな打っていた。そういった、静かにゲームをする時間というのもいいものだ。終わったのは1時頃。4局打って、4位1位3位2位で、総合3位というとても微妙な結果に終わった。ビリじゃなくてよかった。

 

何年ぶりかに打った麻雀で、今までけっこう苦手なイメージがあったけれど、改めてどっぷりプレイしてみたらなかなか面白かった。引いた牌が良い感じに揃ったときの小さい快感が頻繁に訪れるというのが良いなと思った。スマホゲーでいうガチャみたいな。しかも無料で引けるんだぜ。もちろん逆に全然揃わないときもあるが、そういう時は防御的な戦術を考えたりするので、それも面白い。それで振り込みしちゃうとだいぶストレスになるけど。今更ながら、けっこう独特なゲームだなと思った。あんまり似たゲームが無い。

 

鳴いて場をコントロールをするとか、捨て牌から手札を読むとかいうレベルには達していないので、そういったことを覚えればもっと楽しくなるんだと思う。