アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』感想

abema TVで観た。

 

“イタリア、ネアポリスに住む少年ジョルノ・ジョバァーナは、ジョースター家の宿敵・DIOの血を継ぐ息子である。15歳になったジョルノは、イタリアの裏社会を牛耳るギャング組織「パッショーネ」とトラブルを起こし、狙われることとなり…。”

 

原作厨だがなかなか良かった。1話で舞台背景、主人公ジョルノの人となり(イケメン、爽やか、ずる賢い)、スタンド能力まで見せており、テンポが良い。色合いもビビットで独特だがジョジョらしい感じがあって良い。声優も合っている感じがする。絵柄も原作終盤のデザインで1話から描かれているのが嬉しい(安定している)。

 

3クールらしいので改変なしで最後までやるのだろう。オリジナル要素があると嬉しいがあまり期待はしていないし、逆に省略するエピソードがあっても良いと思う。5部はジョジョの中でもスタンド能力とその攻略法が謎解きのようで楽しいので、映像と演出でより盛り上がるようなものを期待したい。

 

5部に関しては自分が中学~高校生くらいの頃に連載していて毎週ジャンプで読んでいた。当時だとキングクリムゾンが初めて発動した時のインパクトやホワイトアルバムの強さ、アバッキオの過去や暗殺チームとの三つ巴などにグッと来た。多感な時期に触れていたジョジョなので少なからず思い入れがある。その当時の作品が20年近くの時を経て映像化されるというのはなかなか感慨深いものがある。