ネガティブな情報

人の第一印象は出会って6秒で決まるらしいと、会社の研修で習ったことがある。あ、良い人だな、とか、ちょっと変な人だな(マイルドな表現)、みたいなものは、その最初に受けた印象がかなり引っ張るらしい。その後に逆の印象を与えようと思ってもなかなか難しいという。まぁ、わざわざ相手に悪い印象を与えたい人は基本的にいないと思うので、良い印象を与えるためにはとにかく最初が肝心ですよ、ということだ。

 

こういうの、人間関係だけでなくコンテンツに対しても言えるなと思う。例えば自分は『進撃の巨人』が未だにあまり好きになれない(たまに読むんだけれど)。その理由が、最初テレビで、いかにもこいつ漫画読んだことねーだろーなというおばちゃん評論家が「この漫画が今とても面白いんです!!!!!!111」みたいなことを言っていて、あーこれマジ…広告代理店入ってるわ…マジ…となったからである。しかもそういう情報を仕入れてしまったあとだと、どうしてもハードルが上がった状態でそのコンテンツと向き合わざるを得ない。それもお互いにとってもったいないことだ。

 

普段の生活(本当は『人生』と書いた方がいいのだろうが、『人生』ってなんかでかいのでイヤなのだ)、どう考えても楽しめるものが多いほうが楽しいので、なるべくコンテンツに関してはネガティブな情報を仕入れないようにしたほうがいい気がする。