20160123 数字について

寒さ極まる土曜日。いつもより1時間遅い7時に起床。手足の疲れがあったが、しばし迷ったのちローラーに乗る。強度はいつも通りにする。寒いとオーバーヒートになりづらいのは良い。新しいフレームと新しいローラーにもだいぶ慣れてきた。ワークアウト後は事務所へ行き、積み仕事をちょっと崩す。今月は業務が立て込んでいる。とはいえ今週で一旦落ち着いたので、適当にあたりをつけたところで今日の業務終了。こうしてブログをだらだら書いている。


新しいフレームに変えるためにロードバイクを預けていた一週間の間、8年前のクロスバイクをローラーに装着して乗っていた。クロスバイクにはサイクルコンピュータがついていないため、パワーはもちろんスピードも回転数もわからない。唯一分かるのは心拍数だけだった。その環境で3日くらいローラーに乗っていた。強度が一切わからないので脚の踏みごたえと心拍数を頼りに回す。結論としては恐ろしく退屈だった。普段するように、映画を観ながらやっていてもだ。1分が恐ろしく長く感じる。きつい強度でも楽な強度でも同じだ。心拍数だけみてもあんまりテンションが上がらない。疲労感がなんとなく把握できるだけである。退屈だと集中力も途切れがちになりきっちりした練習にならない。どうも自分は、トレーニングの際には数字が沢山ないと燃えないタイプらしい。ふだん映画を観ながらローラーしていても、どっちかと言えば映画よりもコンピュータの数字のほうをずっと観ていた。基本はもちろんパワーを。パワーメーターが無かった時はスピードと心拍数を頼りにしていた。


今の自転車は他のスポーツに比べていろんな数字が出てくる。パワー、スピード、距離、心拍数、回転数、カロリー、ペダリング効率、運動強度。思えばふだんの生活や仕事でも、いろんなデータがある資料をみるのを楽しむ性分だ。自分の場合、他の自転車乗りに比べてトレーニングそれ自体が目的となっている感じはあるけれど、トレーニングを継続するためのモチベーションがトレーニング自体にあるというのは幸運かもしれない。