2014年10月に観た映画など

冷えた雨が降る日曜日。傷の経過は思ったよりも良くなかったようで、このままだと完治に2週間はかかりそうな感じがある。どうせ絆創膏は張り替えるからと、筋トレとローラー。ブランクに加えあまり調子も良くないようで、強度の割りに心拍数は高い。


観た作品自体が少ないだけでなく、記録を取る事をサボっていたので、あんまり覚えていない。見ているのに忘れたやつとかあるかもしれない。よろしくない。


スタートレック』『スタートレック・イントゥダークネス』(映画)
SF成分補給のために観た。続き物だからと敬遠していたが、新しい映画のシリーズはリブート(再構成)のようで、これだけ観ても大丈夫ならしいので観た。1作目は王道、2作目は変化球気味の内容だがどちらも面白かった。スポックという合理的思考の塊のようなキャラがいるのだが、そいつとの掛け合いが面白い。いわゆる普通の人類と価値観が違うキャラクターというのは、尖っていればいるほど良い。寄生獣のミギーとか、まどマギのきゅうべぇとか、ガルガンティアチェインバーとか。


翠星のガルガンティア』(アニメ)
これもSF成分補給と、構成が虚淵玄という事で観た。銀河同盟軍(人類)と異生物との戦争、主人公のレドは撤退するがワープの際、アクシデントにより搭乗する機体(チェインバー)ごと全く別の場所へ転送されてしまう。転送された先は、かつて滅んだと言われている地球だった。地表が無くなり海上に浮かぶ船が人類の生きる場所となってしまった地球で、レドは帰還する方法を探すが…。
評判通り非常に面白かった。13話でよくまとまっていると思う。人類と異生物、人類とAI、環境とAIといった、テーマが多重入れ子構造になりつつもきっちり収束されていると感じた。宗教の要素まで入っているのも凄い。メカ成分はそれほどでもなかったがAIがとても良い。そして熱い。


『ヴェルヴィル・ランデヴー』(アニメ映画)
自転車成分補給のため観た。ツールドフランスを目指す青年とコーチ役のおばあちゃんの話。ツールドフランスの最中、青年がマフィアに連れ去られてしまい、おばあちゃんは愛犬と共に彼を救出しに向かう。リアル妹がDVDを持っているので10年振りくらいに観返したが、面白い。映像も音楽も良い。フランス人のセンスおそるべし。アニメとはいえフランス映画なのでかったるい部分もある。